『白銀の墟 玄の月(一):十二国記』
戴国に麒麟が還る。王は何処へ―
乍驍宗が登極から半年で消息を絶ち、泰麒も姿を消した。
王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。
案じる将軍李斎は慶国景王、雁国延王の助力を得て、泰麒を連れ戻すこ ...
『もやしもん 10』
マリーを追って海を渡った某農大樹ゼミの一行。
電車や飛行機を乗り継ぎ、大陸横断しながら、異国の文化に触れていく直保達。
そして、ついに直保は、沢木もやしの跡継ぎの立場を捨て、海外に移住してしまった兄、直継に出会う。 ...
『木曜日にはココアを』
わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。
川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。そのカフェで出された一杯のココアから始まる、東京とシドニーをつなぐ12色のストーリー。
川沿いを散歩する ...
『丕緖の鳥:十二国記』
「絶望」から「希望」を信じた男がいた。
慶国に新王が登極した。
即位の礼で行われる「大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。
陶工である丕緒(ひしょ)は、国の理想を表す任の重さに苦慮する。
...
『もやしもん 9』
食料自給率、化粧品、キノコ、食品添加物……などなど、「菌」と「食」にまつわるあれこれを語りつつ、鍋などをつつきつつ、その間にも醤油や味噌の発酵は進みつつ。
そうこうしているうちに、マリーから謎のSOSが!
紙の ...
『大事なことほど小声でささやく』
その階段を下りると、希望の扉が待っている。
生きることへの感謝と愛おしさを取り戻せる場所―そこは奇跡のスナック「ひばり」。
その店を経営するのは、2メートルを超えるマッチョなオカマのママ。
規格外のカラダと ...
『エミリの小さな包丁』
傷ついた心を癒やしてくれたのは、おいしいごはんとおじいちゃんだった。
恋人に騙され、仕事もお金も居場所さえも失った25歳のエミリ。
15年ぶりに再会した祖父の家に逃げ込んだものの、寂れた田舎の海辺の暮らしに馴染めな ...
『フランケンシュタイン』延期のお知らせ。
公演延期のお知らせ
この度、緊急事態宣言の延長を受け、座席数の制限が発生したことにより、より多くのお客様に見ていただくべく、オーディオドラマライブ『フランケンシュタイン』の公演日程が7月2日㈮、3日㈯へ延期となりました。
アバローのプリンセス「えねな」。
日中も、寝る前も、「んー!」と持ってきては膝にちょこんと座られて読み聞かせるエレナの本。
最近は、朝、寝ているところに「んー!」と本で襲撃されます(笑)
文章の長い絵本で、ページをめくらずに最後まで待てるのはこ ...
『水曜日の手紙』
「水曜日郵便局」とは、水曜日の出来事を記した手紙を送ると、かわりに見知らぬ誰かの日常が綴られた手紙が届くという、一週間に一度・水曜日だけ開くちょっと不思議なプロジェクト。
家族が寝静まった夜更け、日課として心の毒をこっそり ...