『中年に飽きた夜は』


「人生って ほぼ中年やん?」

笑って、納得!

言えなかったモヤモヤもすっきり!

これは漫才か、人生の叫びか。

さあ、深夜のファミレスへ。

50歳たちのゆる笑い劇場が始まる!


この本、すごいです。

益田ミリさんの書く、「漫才台本」でした・・・!
(しかも初めから終わりまでずっと!)

どのネタもちゃんと面白く(プロの芸人さんでもないのに!)、大阪出身のミリさんのポテンシャル大爆発作品です。

ミリさんファンは絶対に読んでほしい。


『一度は結婚したけれど
今ではひとりも長くなり
二世帯住宅になった実家は、
母と兄の家族の家で

もう戻る場所はどこにもなく
いつの間にか
玄関先の梅の木は切られて
バイク置き場になっていました

わたしは、たぶんもうこの先
繰り返しの日々をやんわり受け入れながら
老いていくのです

けれども
けれども
楽しいことを見つけたい気持ちはこの胸の中で
枯れずにいる』

主人公は50歳の誕生日を迎える女性。

毎日のように通いつめるファミリーレストランには、漫才を繰り広げるふたりの女性たち。

ラストの落ちにはなぜだか泣きそうになりました。


笑いって、人生を救うよね。

面白いって正義だなあと、関西弁が羨ましくなるのでした。


紋佳🐻

読書