『誰でもみんなうつになる』


これってうつ?
迷ったら読むうつ症状入門

うつ?更年期?それとも―
突然やる気がなくなり気持ちはどん底。
息は切れるしとにかくだるい。
なんだかいつもの不調とは違う・・・。

メンタルクリニックに駆け込んだところ、診断の結果は「軽度~中度のうつ」。

急に下されたうつの診断にとまどいながらも、うつの本を読みまくり、精神科医に質問しまくり、いろんなケアを試した著者。

メンタルクリニックの探し方や薬について、主治医との向き合い方といった病院まわりのあれこれから、著者が試したあらゆる生活改善の方法まで、著者がうつ抜けしていく過程をじっくり描いた網羅的コミックルポ。


『特に「病院に行くレベルか迷っている」プチうつの人に読んでもらえるとうれしいです!』

と前書きに書かれている、体験コミックエッセイ。

いまの自分に必要かもしれない・・・!

と思い読み始めたところ、

『以下の状態のいくつかが以前より強く出てなかなか戻れない場合は「うつ病」の可能性があります。

1.集中力、作業効率の低下
2.イライラする
3.無気力
4.涙が出てくる
5.自分に自信が持てない、不安
6.自分を責めてしまう
7.物事に興味が持てない、楽しめない
8.死のイメージばかり浮かぶ』

8以外全て当てはまっていました。

「なかなか戻れない」の期間にもよるのかもしれませんが。

からだが鉛のように重たくて持ち上がらなくて、涙が溢れてくる。

これはもうからだのSOSだ、と認めざるを得ない症状に、撃沈中です。


ただ、希死念慮に関してはいまのところ当てはまらず。

「たーだーいまああああ!」と帰ってくる我が子たちを見ていたら、むしろそちらとは真逆のベクトルにきもちが動く。

「生きたいなあ」「いままでのように動きたいなあ」というきもちで、また涙が溢れる、そんな感じ。


『自分を責めているうちは、ちゃんと休めていない』
この言葉は刺さりました。

休むことは悪、休んだぶんライバルに置いていかれるんだぞという教育(これぞ勝田声優学院教育)を受けてきた私にとって、手放しで休むことが何よりも難しい。

何もしていない時間があれば、本を読みたい。

本を読まずに、ただ横になるなんて考えられない。

そんな自分の価値観から、変えていかなくちゃいけないのかなあと思わされています。


ほっこりするイラストに癒されました。

そして年齢が上がっていけば「これはうつなの?更年期なの?」と診断が難しくなることも寝耳に水でした。

人によってちがうと思うけれど、私は思慮分別のない若かりし時代が1番つらくて生きやすかった。

なぜかいまは、つらくないはずなのに生きにくい。難題。


今日もなんとか浮上して、起き上がれたけれど。

また動けなくなったら手に取りたい、お守り本です。


紋佳🐻

読書