『短歌の作り方、教えてください』


短歌総合誌『短歌』に連載された、俵万智と一青窈の往復メール書簡による短歌の実作レッスンが、書き下ろしも加え一冊に。

俵の助言で一青がだんだんと自分らしさを上手く出せるようになっていく過程を記録。


一青窈さんが毎回3首ほどを提出して、俵さんがアドバイスを返す。

やり取りを繰り返す中で推敲を重ね歌を完成させていく様子は、とても勉強になりました。

『冒頭を好きなときに入るのは一番勇気が必要なの』

『冒頭をフリーで入る勢いは勇気が恐さ後押したとき』

『冒頭をフリーで入る「ええいああ」勇気が恐さ後押したとき』

『冒頭をフリーで入る「ええいああ」勇気が恐さ後押しするとき』

この歌なんて、3回も推敲していて。

どんどん良くなっていくのがわかります。

その一方で、「ごめんなさい前回のほうが良かった」といった遠慮のない俵さんのリアクションや、

「いずれしっくりくる言葉がふっとわいてくるのを待ちましょう」といった長期目線のアドバイスも。


実作レッスンの合間では、穂村弘さんを含めた3人で、「歌をつくる旅」に出る『吟行会』がひらかれたり、お題に対して歌をよむ『題詠歌会』がひらかれたり。

自分ひとりだけでつくるちいさな短歌の世界から、みんなで集まって短歌を楽しもうというおおきな世界まで、ひろく短歌の世界を感じられました。

短歌にもさまざまな楽しみ方があるのですね。


また穂村弘さんの発言の中に、枡野浩一さんが登場したりすると、(そこ交流あるのね・・・!)とうれしく思ったりもして。

自分の中の短歌の世界が豊かになりつつある2026年です。


紋佳🐻

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