『星の王子さま 』


女優として幅広く活躍される安田成美さんが、『星の王子さま』の中から印象的な一節を選び抜き、自身の記憶と想いを綴ります。

まだ幼い女の子だったころのはなし、女優として歩み始めた頃の戸惑いと希望、そして母として子どもたちと過ごした愛おしい日々・・・。

思い出される大切な記憶と、心に秘めた想いが、ぎゅっと詰まった珠玉の物語が12篇。

ページをめくるたび、きっと、心にとどめていた思い出や、大切な何かを見つけるはずです。

これまでの人生や、日々の暮らしをそっと見つめたい方に。

心を込めて贈ります。


4年前の舞台朗読劇版『星の王子さま』への出演時に、あらかたの「星の王子さま」関連出版物には目を通していたはずなのに、こちらは初めてお目にかかるぞ!と飛びついたら、「2025年5月初版」とのこと。

ならばと、よろこんで拝読いたしました。


星の王子さまの宝物のような言葉をはさみこみながら、エッセイが綴られていくスタイル。

エッセイ・・・なのだけれど、挿画に合わせて自由に改行されていく様子はとても自由で、水のように柔軟な文章たちは、まるで詩のようでもありました。


安田成美さんの「構成・朗読」、阿部海太郎さんの「作曲・演奏」で何度も開催されている、朗読劇『星の王子さま』。

そちらも拝見してみたかったなあと、いまになって思います。

でも、「自分のライフワークのような作品になった」と仰っているので、またどこかでお会いできそうな気もしております。


紺地に白い文字。

星の王子さまの宇宙を感じさせてもくれ、安田さんの品の良さも立ちのぼってくるような佇まいで、とてもとても素敵な装丁です。


#星の王子さま

#私をつくっている大切なものたち

#安田成美


紋佳🐻

読書