『あぁ、だから一人はいやなんだ。2』


セブ旅行で買った、ワガママボディにぴったりのビキニ。

いとこ12人が数十年(?)ぶりに全員集合して飲み倒した「いとこ会」。

47歳、6年ぶりの引っ越しの、譲れない条件。

気づいたら号泣していた「ボヘミアン・ラプソディ」の〝胸アツ応援上映〟。

人間ドックの検査結果の◯◯という一言。

ただただ一生懸命生きる〝あちこち衰えあさこ〟の毎日。


『年を重ねていくとどんどん穏やかになってくる。
私は人からそう聞いていたのですが。
どうやら私はその逆のようで。
数年前浅倉南ちゃんの格好をして「イライラする!」なんて言いながらリボンを振り回したりしておりましたが、もうそんな笑いながら言っているイライラではなく本気のヤツが出てきました。』

この書き出し、好きでした。

私があさこさんを初めて知ったのは、この「南ちゃん」がきっかけだったなと懐かしく思い出したりして。


舞台の話ではいかにお客さまに楽しんでいただくかを一生懸命に考え、そのための努力を惜しまない姿に感動。

役作りの話も大変勉強になりました。


APさんの結婚式で、「イッテQ」の温泉同好会(女芸人9人組)が余興としてパフォーマンスをしたくだりは、読みながらこちらまで泣けてきて。


各エッセイの後ろに、「最近感動した肴と呑んだお酒」が付いているのも大変良いです。

特に好きだったのはこちら。

『〈今日の乾杯〉先日山田ジャパンの前からいるメンバー6人で久しぶりに飲みまして。
海鮮鍋をいただいたのですが、〆の雑炊がまさかのいくらたっぷりスタイルで登場。
これじゃあしまらないよ。更に飲んじゃうよ。』


たのしいばかりではない、「女芸人」という仕事。

光の当たる瞬間だけでなく、その裏でいかに努力をされてきのかがよくわかるエッセイ本でした。

がむしゃらに頑張るって、とてもたいせつなこと。

あさこさん、かっこよ過ぎました。


#あぁだから一人は嫌なんだ2

#いとうあさこ


紋佳🐻

読書