『魔女の体力』


夜型低体力な編集者は、どうやって朝型運動好きに変わったのか。

怠け者の夜型低体力編集者が、少しずつ朝型運動好きに変わっていく様子を綴った、重版22刷・韓国で話題沸騰のベストセラーがついに上陸。

会社員・妻・母として仕事と生活に追われ、身も心もすり減らし、誰にも言えない「どん底」にいた彼女を救ったのは、40歳で始めた運動だった―。

ユーモラスでしなやかな文体が、読み手の心を温かく誘う、笑って泣ける体力エッセイです。


編集者として編集長までのぼりつめ、育児もこなし、気づけばアラフィフ。

子どもの運動会の保護者対抗リレーで二度も転倒した夫が一念発起し運動にのめり込み、マラソンからはじまって最終的にトライアスロンまで完走する様子に刺激を受け、作者も運動に目覚めていくという運動エッセイでした。


わかります。

30代も後半にさしかかるにつれて、疲れやすくなりましたとも。

栄養ドリンクでごまかしておりましたとも。

けれど、いそがしさにかまけて、目を逸らしておりましたとも!

なぜなら私の趣味は本を読むことであり、決して体力を必要としないから・・・!!


『出会った頃の私は、ぽんっと軽く触れただけでも、倒れそうなほど虚弱なおばさんで、まともに食べもせず、においなどにも敏感で、汚いものには顔をしかめて受け付けなかった。
しかし今はうって変わって、ぐつしょりとかいた汗のにおいを放ちながら歩き回っている。
まるで酷暑日に訓練する軍人のごとく、野外で食べて、寝て、用も足しても、なんともないように振る舞っているのだから、知人が驚くのも無理はない。』

野生を取り戻し、生のよろこびを感じながら日々を生きられたら、きっと仕事もプライベートも充実するのでしょうね。


体力がついたあとの「夫婦の旅のたのしみ方」の変化も、魅力的でした。

ヒマラヤ登山は望まないにしても、旅先の早朝ランニングは憧れる。

高望みであれば、せめてウォーキングでもいい。

旅の荷物は宿に置いたまま、地元民を装って早朝の街を歩く。いいなあ。

・・・そう思いつつも、前夜おいしいお酒をいただき、遅くまで本を読んで過ごした翌朝に、早起きできる自分の姿は1ミリも想像できない私です。


運動をすれば自ずと、からだの内側から自信が溢れだす。

表情に出る。

そんな自信を身にまといたくて、まずはスタジオまでの道のりを、1時間くらいかけて歩いてみたりするのでした。


#魔女の体力

#40歳女性が体力をつけるべきとき

#イヨンミ

#田中千晴


紋佳🐻

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