『もしも文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら 青のりMAX』
「もしも村上春樹がカップ焼きそばの容器にある『作り方』を書いたら」がツイッターから大拡散され、単行本としても2ヵ月で10万部を突破した『もしそば』待望の第2弾!
森鷗外、樋口一葉、遠藤周作、ゲーテ、ヘミングウェイなど、新たな文体模倣ネタが“大盛”の120連発!
さらに前作で登場した村上春樹らは特別座談会で登場します。有名漫画家の模倣を得意とする人気漫画家・田中圭一の描き下ろしによる爆笑イラストも必見!!
『いづれの御時にか。ぺやんぐ、いっぺいちゃんあまたさぶらひ給ひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらぬがすぐれて時めき給ふかっぷやきそばばごーんありけり。はじめより、我はと思ひあがり給へる御かたがた、ばごーんをめざましきものに貶め妬み給ふ。・・・』
紫式部!
宮崎駿さん!
北朝鮮の国営ニュース放送!
いやもう、面白すぎて、寝ている子どもの横で、声を出して笑いました。
もうね、我慢できません。
遠藤周作さんでは隠れキリシタンがカップ焼きそばを食べる姿が崇高な様子で描かれていたり、
吉本ばななさんでは、ばななさんの雰囲気がとても再現されていて。
辻仁成さんの『沸騰と湯切りのあいだ』では、
『「やっと和えたね」。』
・・・最高すぎませんか。
そして、西野カナさん『湯切りで手が震える』の、
『湯 are the one』は天才すぎる。
アーネスト・ヘミングウェイ『老人と麺』、ジョージ・オーウェル『一九八四分』、この辺りの元ネタは、最近読んだばかりだったのもあって、一層楽しみました。
村上春樹、芥川龍之介、太宰治、星野源、坂本龍一、池上彰による座談会も良かった。
妄想ワールド全開です。
第一弾も素晴らしかったけど、こちらはまた更にパワーアップ!
痺れました。
素敵だなあ、文体模写。
活字の世界の広さを堪能できました。
紋佳🐻
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