『その「一言」が子どもの脳をダメにする』


親の「何気ない言葉がけ」が子どもの将来を決める!

「もっとしっかりしなさい」
「あなたのためを思って言ってるんだから」
「大丈夫だよ」
「頑張って偉いね」―

いずれも、親が我が子につい言ってしまいがちな言葉である。
しかし、このような、親が良かれと思って発した「一言」が子どもの脳に深刻な悪影響を与えてしまう。

子どもの認知力、自律力、思考力を伸ばすために親がすべき、科学的に正しい言葉がけとは。


『子どもに言葉を伝えるときは、「ロジカルに」「フルセンテンスで」が基本です。』

テーマが一貫していました。

なぜ、どうやって、を伝えることで、自分で考えられる子に育つ。

一方で、根拠のない雑な言葉や、テキトーな言葉は、時として子どもを混乱させ、傷つけることもあるため要注意、という内容でした。


何かを辞めたい、行きたくないと言ってきたときは、「オウム返しで受け止め、子どもに本音を吐かせる」。

これって、「女子の話を聞くのが苦手な男子」にも的確なアドバイスな気がする(笑)


①「子供の脳を育てる」ことを念頭に置く
②大人は子どもより「一枚上手」の「知恵者」になる
③子どもが不安になっているときには「オウム返し」
④中学生以上の子どもには「年上の友人」のつもりで接する
⑤子どもに話せる自分自身の経験(フィクションでもよい)をストックする

こちらを読んでからは、いつもなら感情が先行してしまうタイミングでも、落ち着いて子どもに接することができるように。

何度も読み返したい、バイブルとなりました!


とりあえず、具体性のない「ちゃんと」っていう言葉から、使うのを辞めたいと思います。


紋佳🐻

読書