『大正処女御伽話 3』
時は大正──。
事故で右手の自由を失い、田舎で養生中の珠彦のもとに嫁として夕月がやってきた。
二人は共に生活する中で少しずつ距離を縮め、いつしか彼女を幸せにしたいと思い始めた珠彦。
夕月が友人に会うため一人東京に向かった翌日、関東大震災が発生。
行方知れずとなってしまった彼女を捜すため東京へと旅立つ珠彦だが…。
大正ノスタルジックホンワカストーリー第三巻!
関東大震災について、とても勉強になりました。
携帯電話が一人一台あり、インターネットが発達している現代とちがって、「誰かを探す」ことがこんなにも大変だなんて。
確認したら、自分の祖父が3歳のときのお話。
そう考えると、とても身近な出来事に感じます。
読んでよかった、知ることができてよかった、
そんな巻。
紋佳🐻
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