『もしも虫と話せたら』


人から学ぶな。

虫から学べ。

昆虫に生き方を学ぶ啓発書。


虫たちのイラストが、じゅえき太郎さんによって、とてもほのぼのとしたタッチで描かれていて、虫が苦手!という方にもオススメです。


主人公と虫たちの対話形式になっているのですが、虫たちのノリがとってもよく、軽妙なツッコミを入れてきたりするのでクスッと笑えます。


『何度でも言う。一番変えやすいのは自分自身だぞ。
他人が変わってくれることに期待するな。
自分自身に期待しようぜ。』

これは、サバクトビバッタさんの教え。

口調もこんな感じでかっこいいので、名言がグサグサと刺さります、、!


『「傷つかない」のは強さじゃない。傷ついても再生するのが本当の強さなんじゃ。
心が若いうちは、挑戦せずに傷つかないままでいるより、たくさん傷ついてたくさん再生したほうが、強くしなやかな生き方が身につくもんじゃよ。』

エダナナフシさんの話も素敵でした・・・。


虫たちの生態から、こんなにも学ぶことがあるなんて!

目からウロコの一冊です。


格言や名言に励まされる上に、虫にちなんだ「ことわざ」や「ダジャレ」も盛りだくさんで、ユーモア満載で飽きません。

我が子にもいつか読ませたい!と思い、読了後、即購入したのでした。


紋佳🐻

読書