『奇跡の人』


盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女が弘前の旧家にいるという。


明治二十年、教育係として招かれた去場安は、その少女、介良れんに出会った。


大きな苦難を背負った少女と、人間の可能性を信じて彼女の教育に献身する女教師、ふたりの長い闘いがはじまった――。


『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者、渾身の感動傑作!


2020年の下半期は、なにやら明治、大正時代の作品とのご縁が多い。
こちらも明治の津軽が舞台の物語。


読書家の友人からお薦められ、手に取りました。


原田マハさん、好きです。
読んだことのある作品は数少ないけれど。
原田さんの文章って、力づよくて、ストレートで、飾っていなくて、魂を感じます。


他のご著書も拝読しなくては!


目の見えない、耳の聞こえない、言葉を発せない・・・とは状況が異なるけれど、
「ことばを初めから覚えていく。まずはものに名前があることを知るところから」
というのが、我が息子1歳と重なるところもあって、余計に興味深かったです。


愛と信じる力が奇跡を起こす。
起こせる人を、奇跡の人と呼ぶんですね。


紋佳🐻