『ママ友がこわい』


卒業したと思ったスクールカーストが、ママになったらまた再開。

夫と子供の3人で、郊外に暮らす主人公。
穏やかで緩やかな幼稚園ママの幸せだった日々が、親友だと思っていたママ友の、ある心境の変化で崩れ去っていく・・・。

ママであることは楽しくて幸せなはずなのに、なんでこんなに孤独で不安でしんどいの?

子育てママたちが抱える心の闇を描いた、セミフィクションコミックエッセイ。


時々「怖いもの見たさ」で読みたくなる野原広子さんのコミックエッセイ。

程よい距離感ってたいせつ。
ママ友に限った話ではなく。


昔から「グループ」みたいなものに属したことのない私は、仲良しグループが時々羨ましくなることもあるけど・・・大変なんだろうなあ。

それが楽しいとか、安心できる人と、そうでない人がいて、
この本は後者のママさんがママ友グループでのごたごたに巻き込まれたお話。

・・・私も気をつけよう。


ラストは下手なホラーよりこわかったです。

面白かった、と楽しめるのは幸せな証拠でしょうか。


紋佳🐻

読書