『なぜか感じがいい人のかわいい言い方』
感じのいい人には、 共通した「言い方」の特徴があるようです。
世界トップクラスのビジネスセミナー講師として、 誰もが認める“コミュニケーションの天才"
とされる著者が、 心理学やコーチング理論に基づいた、人との距離を縮める“かわいい言い方"をご紹介。
仕事でも、家庭でも、出会いの場でも。
ぜひおためしください!
『"合いの手"は"愛の手"です。』
大変読みやすく、分かりやすい内容でした。
理屈どうこうじゃなく、「はい、覚えて!使ってみて!」と、かなり実践寄りなノリ。
あれみたい、『ベラベラブック』(懐かしすぎる・・・)。
言い方のビフォー・アフターが右側に、その解説が左側に、という構成。
例えば、右ページは、
〈CASE31 相手の要求がエスカレートしてきたら〉
大人の言い方「これ以上は無理です」
↓
かわいい言い方「これ以上は有料です(笑)」
そしてその解説が左ページに。
・・・見やすい!
チャプター6の「指導/注意」は、ビジネスシーンを想定した言葉がまとめられているのですが、まさに「子育て」にも応用できる!
私の頭の中ではすっかり「上司と部下」ではなく、「親と子」に置き換えられておりました。
「何回言えばわかるの?」
→「私はどうしたらいいと思う?」
「近いうちにやっておいてください」
→「いつまでにやってくださいますか?」
「なんでわかってくれないの?」
→「言わなくてもわかってくれると思っていたので、悲しい気持ちです。」
「なんでこうなったのでしょうか?」
→「次はどうしましょうか?」
「あなたのために言ってるのです。」
→「ちゃんとしてくれると私が助かる。」
『「こうしなさい」と教え諭す"ティーチング"よりも、「どうすればうまくいくか」と本人から答えを導き出す"コーチング"の方が影響力は強いのです。』
思わぬところで育児書に遭遇。
こういう育児本があったら売れると思う。
(つい言ってしまう言葉と、その言い換え集!)
『怒りが生まれたときは、ひと呼吸おきましょう。そして「この感情を支えているもとになる感情は何だろう?」と考えてみましょう。
そうすればきっと落ち着いた会話ができるはずです。』
自分の気持ちが、一次感情なのか、二次感情なのか、立ち止まって受け止められるようになったら、子育ても本当に楽になりそうだと思いました。
社会人として、母として、手にしてよかった一冊です。
紋佳🐻
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