『波』2023年7月号


さあやってしまっております。慌てて読んでおります「波」。

てぃ先生の文章がとても素敵でした。

『「シャンパンタワーの法則」という、僕が講演会で必ずする話があります。ピラミッド状に積んだグラスの一番上が自分のグラス。二段目、三段目に置いてあるのが、子どもやパートナーや家族のグラス。自分はいつも、二段目のところから、幸せというシャンパンのボトルをドボドボ注いでいる状態です。だから二段目から下は全部満たされても、一番上に置いてある自分のグラスは空っぽのままなんですね。大人が子どもに対していい親でありたい、大切にしたい、と思うなら、まず一番上の「自分のグラスに」シャンパンを注ぐことが大事です。
たとえばお母さんがお風呂上がりに子ども優先でボディクリームを塗りますね。それで余ったボディクリームを自分の体に塗る。僕は、それは逆だと思うんです。
自分の体にまず「ありがとう」と塗ってあげて、余ったボディクリームを子どもに塗るぐらいがいいと思います。
子どもの肌は潤っているけど、自分がかさかさになってしまっているお父さんやお母さんんが多いのではないでしょうか。』

あくまで自然に、「お母さんやお父さん」ではなくて「お父さんやお母さん」と綴っているところが良い。

私は自分のことばかりやりたがり母なので、シャンパンタワーで言うところの1番上のグラスに、好き勝手にお酒を注いでは、勢いが良すぎた結果お酒が飛び散って、下のグラスに溜まらないタイプ。

家族のことを考えて、丁寧に注がなくちゃいけないなと、自戒の念を込めて。


紋佳🐻

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