『もやしもん 1』


菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。
彼は東京の某農大に入学する。

農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。
大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。

あなたもぜひ、かもされてみてください。


菌のキャラクターは見かけたことがあったけど、全くノータッチだった『もやしもん』。

クラリネット吹きのお姉さまが、どどん!と全巻貸してくださり(ありがとうございます♡)、読むことに。

そういえば自宅で味噌づくりしていたり、ビールが大好きな割に、酵母菌の勉強ってしたことがないなあと思いあたり、これは面白そうだぞ!と期待して読み始めました。


うん、とっても勉強になるし、おもしろい。

「発酵」と「腐敗」は同じ現象であって、それがヒトにとって有益かそうでないかで呼び方が変わる、なんてことも、(そういえばそうよね、、!)と新鮮に受け止められたり。


「かもすぞ〜」の脅し文句が、超絶かわいくて(内容はかわいくない菌もいるけど笑)。

1巻を読み終えるころには、すっかり『菌のファン』になっていた私です。


紋佳🐻

読書