『彼女の家計簿』
シングルマザーの里里の元へ、疎遠にしている母親からぶ厚い封筒が届く。
五十鈴加寿という女性が戦前からつけていたという家計簿だ。
備考欄に書かれた日記のような独白に引き込まれ読み進めるうち、加寿とは、男と駆け落ち ...
『ぶたぶたのお医者さん』
山崎動物病院は、病院に来られないペットのための往診もしてくれる、町で人気のクリニックだ。
でも一つ、普通の病院とは違ったところがある。
院長の名前は、山崎ぶたぶた。
彼の見た目は、なんと、かわいいピ ...
紙フェチ。
『紙』がだいすきな私は、ブックカバーも紙もの。
中でも銀座・伊東屋さんの包装紙は一番のお気に入り。
本のサイズによって変わる折り目が、どれだけ愛用しているかを物語っていますね(*^^*)
そんな紙好 ...
『図書館の神様』
主人公は、清く正しい青春をバレーボールに捧げてきた、清(きよ)。 思い描いていた未来をあきらめて講師として赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問になった。
「垣内君って、どうして文芸部なの?」「文学が好きだからで ...
『マーダーハウス』
希望の大学に合格し、引っ越し先を探していた藤崎理佐は、 ネットで偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つけ、暮らすことになる。
そこは海外セレブの別荘のように豪華な外見、充実した設備、格安の家賃と好条件ばかり。
『ハンサムガールズ』
高校時代の演劇部の五人の仲間。
OLから劇作家の卵になった聖衣子、芝居に生きてるサキ、雑誌の編集者で未婚の母の真利江、エステティックサロンを経営している羊子、ピアノバーでピアノを演奏する伊佐子。
男でケガをして ...
『吉祥寺の朝日奈くん』
彼女の名前は、上から読んでも下から読んでも、山田真野。
吉祥寺の喫茶店に勤める細身で美人の彼女に会いたくて、僕はその店に通い詰めていた。
とあるきっかけで仲良くなることに成功したものの、彼女には何か背景がありそ ...
『夏の裁断』
小説家・萱野千紘の前にあらわれた編集者・柴田は悪魔のような男だった―。
過去に性的な傷をかかえる女性作家。
胸苦しいほどの煩悶と、そこからの再生を見事に描いた傑作。
『夏の裁断』に、『秋の通り雨』、 ...
『再びのぶたぶた』
小池信江は、亡き夫との思い出の公園を訪れていた。
まさに桜が満開の季節。
桜吹雪の中、つい眠り込んでしまった信江に話しかけてきたのは、可愛い点目のぶたのぬいぐるみだった。
熱を出して倒れたことから、 ...
『怒涛のにゅーじヨージ』
「理系クン」シリーズ著者、高世えり子さんによる育児漫画。
家の中でひとり、声に出して笑いながら読ませていただきました!
二冊目も、本当におもしろかったです!
高世さんのイラスト、ネタのセンス、やっぱ ...