『子どもの話にどんな返事をしてますか? 親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる』
30ヶ国語に翻訳され、500万部を超えるロングベストセラーとなった古典的名著!
親も子どもも怒らずにすむ話し方、聞き方のコツ教えます。
親がこんな言葉を返せば、問題は自然に解決する!
子どもが変わる親子の会話。
1章 親しみを生む親子の会話
2章 子どものためになるほめ方と怒り方
3章 この言い方が事態を悪化させる
4章 責任感を育てるために
5章 罰しないでしつける方法
6章 イライラしないで過ごすために
7章 ねたみと嫉妬にどう対応するか
8章 子どもの不安にどう対応するか
9章 性的な話題にどう答えるか
10章 思いやりのある話し方を学ぼう
『親は子どもとのかかわりで、特別なコミュニケーションのスキルを必要とする』
と呼びかける筆者による、
「親は子どもとどのように対話していくべきか」というテクニックが学べる本でした。
『まちがいが起こったら、反応しないで対応しよう』
この言葉、特に好きでした。
すぐに反応してしまう自分を省みます。
また、兄弟間のトラブル(『ねたみと嫉妬にどう対応するか』)の章にあった、
『それぞれの子どもには、公平さや平等性ではなく、特別だという感覚をあたえよう。』
という言葉も素敵です。
第二子出産を控え、いろいろと心の準備ができました。
『子どもを傷つけるような対応の仕方をするのは底意地の悪い親だけだとわたしたちは思いがちである。だが、不幸なことに、そうではない。
愛情豊かで、善意の心をもった親でも、責める、辱める、非難する、あざける、脅す、金品で買収する、レッテルを貼る、罰する、説教する、道徳をおしつける、といったことをひんぱんにしている。
なぜだろう?
たいていの親は、言葉がもつ破壊的な力に気づいていないからだ。』
言葉を扱う仕事をする一人として、忘れてはならないことだなと、改めて肝に銘じました。
子育て本、いろいろ読んでいるけれど、こちらはかなりお勧めしたい。
とてもいい本です!
紋佳🐻
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