舞台『チョコレートドーナツ』
映画を観てから、色んな人に激推ししている『チョコレートドーナツ』。
その舞台があると聞いて、予約開始直後にチケットを予約した時、12月7日ではなく、まさかこの日(20日)が「初日」になるなんて、誰が予想したでしょうか。
開演前に、宮本亜門さんが笑いと感動溢れる挨拶をしてくださり、割れんばかりの拍手とともに幕開け。
開場中も、一番後ろから、劇場にお客さんが入ってくるのを、感激した眼差しで見つめていらっしゃった亜門さん。
出演者に感染者が出て、初日が二度も延期になって、代役を立てて・・・開幕すらも悩まれたことでしょう。
本当に、初日おめでとうございました。
東山紀之さんのダンス、歌、お芝居に魅了される2時間。
ルディとして生きる、その迫力と色気に圧倒されました。
この時期に、果たして本当に渋谷のパルコ劇場へ赴くべきか、否か。
たくさん悩みました。
でも、『世界初演の初日』のチケットがこの手にある。
それはもう神様が、(あなたも芸に身を置く一人として、観ておきなさい)と仰っているのだ、
(たくさんの役者、スタッフの努力、そしてお客さんの応援によって『待望の舞台が完成する姿』を目の当たりにしなさい)と言われているのだと、拝見してきました。
カーテンコールでの高畑淳子さんの、ほっとしたような、ああ舞台に私戻ってこられた、、!という興奮と幸福感あふれるリアクションに、思わず涙。
医療崩壊目前、自粛ムード・・・だからってエンタメが無くなって良いわけじゃない。
その代わり、対策は万全に、ウイルスを、持ち込まない、持ち帰らないように。
自分をまもり、人にも迷惑をかけない。
こんな覚悟を胸に観劇をする日が来るなんて思ってもみなかったけれど、
観られてよかったです。
さあ、しばらく大人しくします。
紋佳🐻
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