『白銀の墟 玄の月(四):十二国記』
「助けてやれず、済まない…」
男は、幼い麒麟に思いを馳せながら黒い獣を捕らえた。
地の底で手にした沙包の鈴が助けになるとは。
天の加護がその命を繋いだ歳月、泰麒は数奇な運命を生き、李斎もまた、汚名を着せられ追われた。
それでも驍宗の無事を信じたのは、民に安寧が訪れるよう、あの豺虎を玉座から追い落とすため。
―戴国の命運は、終焉か開幕か。

「恵棟がいなくなるのは、正直、辛いです」
「私もです。台輔をお助けできなくなる―」
あ、あのっ、相思相愛・・・!!(パクパク)
第三巻からすっかり恵棟推しな私なので、
驍宗×泰麒よりも・・・すっかり泰麒×恵棟コンビが気に入ってしまいました。
かと思えば、
「朽桟、無事か」
「・・・とんだ莫迦者だ、お前は」
「お互い様だ」
はー・・・
李斎×朽桟もいいですよねぇ、、!!
強い女性と、強い男性のやりとり、好きです。
あとは『登場人物が多すぎ & 立場や役職がころころ変わって覚えきれない!』で有名な十二国記ですが、
「私は兵士です。人に向かって剣を振り上げるしか能がありません。ですから、敵を討てと言われれば、義務ですから討ちます。
ですが、それを知らずに暮らしていた隣家の住人まで殺すようなことは嫌です。
ずっと――本当に嫌でした」
拳を口許に押し当てて震えながら吐露する名も無き兵士・・・ああもう泣ける。
十二国記って、簡単に殺されてしまうような名も無き民や、国政の歯車の一つに過ぎない名も無き兵士、ひとりひとりにしっかりとドラマがあって本当に素敵。
最後はみんなに見せ場があって、私のチョロい心は、「あぁもうかっこいい!!」と、みんなにきゅんきゅんしていました。
(えっ、終わらないの!?終わるよね?えっ、続くの!?)
とドキドキしたけど、決着が着いてほっとした第四巻でした。
―――
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紋佳🐻









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