一生ものの、庖丁。
誕生日20日前ですが、届きました!
鳥さん(夫)にリクエストした、タダフサさんの庖丁。
メンテナンスのための砥石と、持ち運ぶ(実家に料理をしに行く)ときのための「さや」も。
木の温もりあふれるデザイン、洗練されたロゴ、庖丁の佇まい、全てが好みです・・・。
みてください、この品のある静けさ。
ストッパーつきの「さや」に収めると、
また雰囲気が変わります。
さっそく、使ってみました。
切れる、切れる。
庖丁の重みで切れている感じ、
・・・のその先の、切っている感覚がない程の切れ味。
「当てれば切れる」ので、薄く切るのが簡単です。
この切れ味、ちゃんと保ちたい。
上手く研げるようにならなきゃ!
(しかしタダフサさんには、研ぎ直しサービスというものもあるのです)
鉄の塊から鋭利な刃物をつくり出す職人たちは、しばしば神秘的な存在としてみられたという歴史もあるそうですが、
庖丁の迫力に呑まれそうになって、思わず手が震えるのを体感しました。
(昔の武将が刀に抱いた畏怖、もこんな感じかな)
と、タイムスリップする私の心でした。
これは、私が中学生になったときに、
「毎週土曜日は私がごはんをつくるね」
と宣言した私に、亡き祖父が買ってくれた庖丁。
もうボロボロで、使っていなかったほどですが、
これを機に、手放す覚悟が決まりました。
おじいちゃん、料理に挑戦し始めた中学時代から、高校時代、一人暮らしをしていた大学、その後の都内での生活まで、
いつも私の食事のそばにいてくれてありがとう。
鍛治職人さんが魂をこめてつくられた、一生ものの庖丁。
たいせつにします。
タダフサさん、素敵な庖丁をありがとうございました。
鳥さん、願いを叶えてくれてありがとう!
紋佳🐻
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