『本当に自分の人生を生きることを考え始めた人たちへ』


銀色「晴れやかに生きていきたくない?いきたいよね」

冨田「そこが前提ですよね」

よくは知らないけど、どこか似たようなことをしていると感じる冨田さんとの会話の本。

今この場所にいることも、いつかその場所にいたことも、これから先のどのことも、その時の「今」を通してしか感じることはできない。


冨田さんの、

『僕は気楽さは美しい、と思いますよ。美しさややさしさや穏やかさや楽しさが、世の中からなくなってしまうのは悲しいことです。』

という言葉に惹き付けられました。

気楽さは美しい・・・。

茨城県出身と知り、応援したいきもちが増しました。


それから、「自分の今の環境は、自分の反映だ」っていう話。

環境のせいにしたり、周りのせいにしていないで、とにかく「自分の嫌なものを選択しなければいい。そうすれば、自分の好きな世界になっていく」。

ものや情報にあふれたいま、必要なスキルだなあと思いました。


『すごく気が合っていた友だちにある時、違和感を覚え、どんどん気持ちが離れていくことって人生には時々ある。
そういう時は自分は違う流れに入ったんだなと思う。目的地の違う列車に乗り換えたんだなと。残念だけど仕方ない。
(略)変化することに人は寛容ではない。特に、好きな人が変化して自分から離れていくように思える時は。
でもやっぱり人は、ネガティブだと感じるものではなく、自分がポジティブだと感じられる人やものと、つきあった方がいいと思う。』

『沈黙は心の掃除』

響くことばが、ぽわり、ぽわり。


紋佳🐻

読書