『のだめカンタービレ 5~8』


学園祭には仮装オーケストラで臨むことに決めて、衣装作りに余念のないSオケ・メンバーに、ちょっとイヤなお知らせ。

千秋は師匠シュトレーゼマンとAオケで出演するので、Sオケには合流しないらしい・・・。

知らせを聞いて、気合の入るSオケと、帰国の迫った師匠との最後の共演に燃える千秋。

それぞれ期するところありつつ、いよいよ前夜祭に突入!

大人気クラシック音楽コメディ!!


のだめ4巻ずつお借りして読破しようキャンペーン。

学園祭での仮装オーケストラ、R☆S(ライジングスター)オーケストラの結成とその演奏会、のだめのコンクール出場・・・な、5~8巻。


のだめを一言で言うと、自分のご機嫌をとる天才、すなわち、幸せ者。

「音楽の才能があるのに野心がない」というところは、ネガティブな見方もできるけど、「幸せのハードルが低い」と捉えると、何よりも幸せなことなんじゃないかと思い始めました。

目標が高すぎたり、自分に厳しすぎる生活は、決して幸せではないから。
(あるいは達成するために必要な苦労だと割り切れる性格ならば幸せなのか)


『今だから言えるけど、出会った頃のはっしーは、自分にも他人にも厳しくて、人を寄せつけないオーラがあって、苦手だった』

最近、昔の同期に言われたセリフ。

「プロを目指しているなら当然」
「馴れ合いなんてクソ喰らえ」

・・・わかる、わかるよ。

千秋の青臭さ、昔の自分を見ているようでした。

うわあ、嫌な奴(と思えるくらいには成長した)。


続きが気になるので、またすぐに読み始めてしまいそうです!


紋佳🐻

読書