『八月は冷たい城』


夏流城(かなしろ)での林間学校に初めて参加する光彦。毎年子どもたちが城に行かされる理由を知ってはいたが、「大人は真実を隠しているのではないか」という疑惑を拭えずにいた。到着した彼らを迎えたのは、カウンターに並んだ、首から折られた四つのひまわりの花だった。少年たちの人数と同じ数――不穏な空気が漂うなか、互いに疑心暗鬼をつのらせる卑劣な事件が続き……? 彼らは夏の城から無事に帰還できるのか。

―――


という紹介文にときめいて、おひさしぶりの恩田さんでした。


恩田さんワールドでしたねえ((( *´꒳`* )))

感染症が軸になっているお話で、恐ろしさと切なさのバランスがうまくとれたファンタジーでした。


衝撃の真実にたどり着いたとき、

胸がしめつけられます。


#八月は冷たい城

#恩田陸



紋佳🐻

読書