『幸せの値段』


「愛とお金と男と女」を描いた短篇小説集。

男女の愛を描いた小説は星の数ほどあるけど、

こんなにも『お金』をテーマに愛を描いている作品には、初めて出会いました。


―――

東京って、お金がないとちっとも楽しくないのよ。

どこへ遊びに行ってもお金がかかるし、どこを見ても何かが欲しくなるようにできてるの。

子供にいい教育を受けさせたいと思ったら、またびっくりするほどお金がかかるでしょ。

―――

思わず、うんうん、と頷いてしまう言葉も。


素敵だなあとほっこりする恋も、ぞわぞわと鳥肌がたって終わる物語も、さまざまに詰め込まれた短編集でした。

おもしろかったです((( *´꒳`* )))


#幸せの値段

#梅田みか



紋佳🐻

読書