都忘れ、偲ぶ想い。


地元のスーパーで衝動買い。


茄子と、


トマトと、


ピーマンと、


ミヤコワスレ。


ミヤコワスレは、鎌倉時代に承久の乱に敗れた順徳天皇が北条家によって佐渡島に流された際に、この花を見て心を慰め、都恋しさを忘れたということからついた名前、という説があります。

才能に恵まれ、心身活発でトップを極めた青年が、幕府を相手にことごとく破れ、都から離れた佐渡に流されたのは25歳の時。

都を偲びつつその地で20年余り暮らす中、父、後鳥羽天皇に似て歌才があった彼が詠んだのは…

いかにして契りおきけむ白菊を 

都忘れと名づくるも憂し


もとより菊の花は皇室のシンボル。

配流の島で、父が愛した白菊に似た花に「都忘れ」と名付け慰められていた彼に、想いを馳せて。

その花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」

・・・ああ胸がいっぱいになりますね。

毎年咲いてくれる多年草で、いろんな意味で好きなお花です。


野菜もお花も、すべて一株78円。

いいお買い物でした( *´꒳`* )


紋佳🐻