『木曜日にはココアを』


わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。そのカフェで出された一杯のココアから始まる、東京とシドニーをつなぐ12色のストーリー。

川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。

わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。

小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。

あなたの心も救われるやさしい物語。


すごく短い短編が12も詰まった一冊。
登場する人たちが、さまざまな形で影響しあっていくのが面白くて!

青山さんは初めましてだったのですが、
「青山美智子さんの本にハズレ無し!」と言われる理由が分かりました。


基本的にいつも図書館を利用して、
「気に入った本は購入する」私が、ひさしぶりに『読了後即購入した』本でした。

「本を読む時間がない」という方でも、スキマ時間で一遍ずつ読めそうです。

・・・私は、手が止まらなくなって一気読みしたけれど。笑


青山美智子さん、ほかの著書も拝読します。


紋佳🐻

読書