『八月の人魚たち』
恵比寿・エコー劇場にて、『八月の人魚たち』を拝見してきました。
https://t-echo.co.jp/2023/03/28/八月の人魚たち2023/

【あらすじ】
アメリカ南部ノースカロライナ州アウターバンクスにある、簡素なコテージ。
この島々が連なる美しい海岸線の保養地へ、毎年夏の終わりに集うことを何よりも大切にする人たちがいた。
かつて大学の水泳部で同じチームだった5人の同級生だ。
1年に一度ここで迎える仲間との週末は、それぞれが近況を語り、とりとめのないおしゃべりが続くだけ。
しかしここは、永遠に続くように見える海と、生涯の友情が確かに感じられる唯一の場所だった……。
たった2時間で、1人の人間の人生を演じきる、先輩方のお芝居は、それはもう説得力があって、何度も泣きました。
そしてそれ以上に、たくさん笑って。
誰かの人生を背負って、全うする・・・そんな当たり前の俳優の仕事を、こんなにも直球で見せていただけるなんて、なんて幸福な時間なのでしょう。
44歳から、5年後、5年後・・・と77歳まで時間経過のある物語ということで、
(私も観劇したいけど、母にも見せたい!)と思い立ち、急遽前日にお願いして、一緒に出かけてもらいまして。
大学時代からの、仲良し4人グループのある母。
それはそれは、ささったようです。うれしい。
私はようやく、「息子にパンツ履かせるのなんて、タコに靴下履かせるようなもんなんだから」という台詞が、しみじみ理解できるようになった段階。
これが、10年、20年、30年先の自分が観たら、また深いところで感動するのだろうなあと。
ぜひ、この先もずっと再演してほしい作品です。
受付でスタッフをしていたおまたかなちゃんにカメラを向けられたので・・・

一緒に撮ろうよ!とフレーム内に引きずり込みました。
ふふふ。ありがとう、おまちゃん。

ロビーの演出にも、本当に感動しました。
とっても素敵でした。
エコー劇場で芝居を拝見する度に、なんて素敵な劇場なんだ、作品なんだ、協力体制なんだ(出演していない役者がみんなで表も裏も支えて公演がうたれています)・・・と感動しっぱなしです。
背筋を伸ばし、劇場を後にするのでした。
6月4日(日)までです。
週末は、エコー劇場へ!

https://t-echo.co.jp/2023/03/28/八月の人魚たち2023/
紋佳🐻🧜🏻♀️
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