『花屋さんが言うことには』


24歳、ブラック企業勤務。

身も心も疲れ果てていた紀久子が深夜のファミレスで出会ったのは、外島李多と名乗る女性だった。

彼女は「川原崎花店」という花屋さんを駅前で営んでいるらしく、酔っぱらった勢いで働くことに。

やたらカレー作りがうまい青年や、おしゃべり好きの元教師、全体的に適当な李多。

バラエティに富んだ従業員と色とりどりのお花に囲まれながら、徐々に花屋さんの仕事に慣れていく。

花を求めるお客さんの事情はそれぞれ。

誰かを祝う花もあれば、少し切ない花もある。

いろんな想いが詰まったお花を届けているうちに、紀久子は自分の心にもう一度向き合いはじめ―


とても話題になっている作品!

都心から少し離れた、郊外にある駅前のお花屋さんを舞台に、地道に生きている街のひとたちの暮らしが、やさしく、ときに不思議な謎とともに描かれていました。

うん、これは人気になるわ。わかる。


花に関する雑学や、俳句など、知識欲が満たされるのもポイント。


ポプラ社さんから出ていて、中学・高校・大人向け、とされているけれど、いや大人にこそ刺さるし、癒される作品でした。

そして怒涛のラスト・・・終わり方よ!

にくいですねぇ~。

恋は、夢は、叶うのか。

さて。


紋佳🐻

読書