『きれいなシワの作り方~淑女の思春期病』


皺は美しいと言いながら無駄に高いクリームを塗りこむ。
自意識が邪魔をしてSNSに投稿できない。
通販サイトを見るうちにヒートアップ、気がつけば家じゅう段ボール箱。
初めて1人でバーに入ったらそこはシガーバー。
迫りくる「産むか産まないか」問題―

アラサー女子の愛おしくもイタい日々。

芥川賞作家による赤裸々エッセイ。


だらけてしまう自分を律するため、そして社会との繋がりを持つためにと、コンビニでアルバイトをしているというお話には痺れました。

そんな風に自分のことを分析・コントロールできる作家さんのエッセイ本が、面白くない訳がない。


例えばタイトルが『透けられない女』。

その書き出し―

『最近ずっと、「デニール」のことを考えている。』

はい、もう面白い。


2013年から2015年まで連載されたエッセイをまとめたこちらの本。

30代の村田さんが、全力でぶつかってきてくれるような読み応えが最高だったので、

あれから10年・・・。

いまの村田さんのエッセイが読みたいと思い、調べたところエッセイの最新作は2018年。

最近ではない。

きっとまた、書いてくださると信じて。

楽しみに待つのみです。


紋佳🐻

読書