『ごはんのおとも』


これさえあれば、何杯だって食べられる。

わが友、ごはんの友。

たまごの黄身のしょうゆづけ×独身男子。
しそみその焼きおむすび×女子大生。
なすの浅漬け×おばあちゃん。
セロリのじゃこ炒め×おじいちゃん。
とりそぼろ×料理人・・・

路地裏の料理店「ひとくちや」にあつまる人たちを、心まであたためる8つのしあわせレシピ。

しあわせの笑みがこぼれるフルカラーコミック。


2015年に出版されたその10年後、ひとりの「子育てに疲労困憊している、美味しいものがだいすきな女」(わたし)を癒すことになるなんて、たなさんは想像もしていらっしゃらないかもしれない。

とても、とても素敵な作品でした。

フルカラーなところも凄いし、色彩がとても美しくほっとする上、どの食べものも本当に美味しそう。

全てマネしたい!!と意気込むままに、レシピを書き写すのが、差し当たりやりたいことです。


また登場人物たちが、みんな良い。

それぞれのエピソードがまた、とても良い。

思わず涙があふれる物語がちらほら。

癒されたい人、ごはんが好きな人に、全力でおすすめしたい。

漫画をあまり読んでこなかった私ですが、そんな中でも最も好きな作品です。


ごはんのおともは、みんなを幸せにする。


紋佳🐻