『ねじねじ録』


「ねじねじと悩みながらも、前を向くのだ」

SEKAI NO OWARIのメンバーであり作家の藤崎彩織が、音楽を作って悩み、文章を書いて悩み、子育てをして悩み、音楽家として母として妻として悩み落ち込みながらも何とか前へ進もうとする日々の思いや風景を、本音で丁寧につづるエッセイ集。

誰かの、どうしてもうまくいかない日に、救いとなる一冊です。


古本屋さんで、1ページ目を立ち読みして衝動買いした一冊。

SEKAI NO OWARIのメンバーの方のエッセイと知ったのは、読み進めている途中でした。


『詩を書き、文章を書くことをなりわいにしている私たちが、「本当に伝えたいことは言葉にならない」なんて思ってしまうと元も子もないけれど、「ごめんね」「いいよ」では済まなくなってしまう大人の世界では、多くを語らずに乾杯するということが、どんな言葉よりも意味を持つことがあるのだ。』

『子供に説明しようとすると、総じて良い人間になろうとする圧力がかかる。命の重さを教えれば、無駄な殺生は出来なくなり、食べ物の大切さを教えれば、無駄に廃棄ができなくなる。
そこで生じるどうしても矛盾してしまう点を、どうやって折り合いをつけて生きていくのか。』

アーティストとして、母親として、女性として・・・

さまざまな視点から綴られる文章はどれも、いまの自分にささるものばかりで。

(この本はぜひ、あの方に差し上げたい)と顔が浮かんだ方へ、この本をお渡ししようと思っているのでした。


紋佳🐻

読書