『ヨルダンの本屋に住んでみた』


「ここで働かせてください!」 

アラビア語はおろか、中東・ヨルダンの場所すら知らないのに、行ってみた日本人がいるらしい。

私である。 


「うわ、何この本屋・・・」。

ネットで一目惚れした中東の本屋に長文メールを送ると、その返事は「OK」の2文字。

意を決してヨルダンに飛んだジャパニーズガールが、ヘンテコ店長&多国籍書店員と繰り広げるエキゾチックで痛快な日々。 


note創作大賞エッセイ部門入選。

カオスで愉快なヨルダン破天荒滞在記。 


海外の旅の途中、素敵な本屋さんに出会ったのかと思いきや。

インターネットで見つけた書店に、メールで「住み込みで働かせてください」と送り、「OK」の二文字を頼りにヨルダンに飛んでいってしまう・・・このフウさんのフットワークの軽さよ!


『ざっと計算してみたところ、一か月に30日間バイトして、翌日ヨルダンに向かえばちょうどいいかな?という式が生まれた(ヨルダンの定理)。』

ヨルダンに向かうための旅費を稼ぐという期間限定のバイト先で、「ヨルダン」というあだ名で愛されてしまうエピソードからも、お人柄が伝わってきます。


誤解を恐れずに言うならば、「岸田奈美さんが好きなら絶対に好き!!!」だということ。

noteで投稿されていた日記が元になっているというカジュアルさからも、いろんな人におすすめしたい作品です。


出版元である「産業編集センター」さん、お恥ずかしながら初めましてでした。

出版物を拝見すると、『旅行・紀行』ジャンルの本がどれもとてもそそられます。

さっそくSNSをフォローさせていただきました。


まずフウさんを見つけ出した編集者さまが素晴らしい。

そしてその編集者さまの導きによって、今後も最高におもしろい作品が生まれてくるはず。

そんな出版社(編集者)さんとの出逢いすらも、うれしくなった1冊。


紋佳🐻

読書