『大正処女御伽話 5』


時は大正──。

事故で右手の自由を失い田舎へと厄介払いされた珠彦。
父にあてがわれた嫁・夕月と暮らすうちに彼女の人柄に触れ、珠彦は変わっていく…。

二人きりで過ごす大晦日。
幸せな日々を思い描いていた翌日、夕月が手紙を残し家を出て行ってしまう。
憔悴する珠彦だったが、志磨の家に彼女がいると確信し、志磨邸へ向かい…!?

大正ノスタルジックホンワカストーリー最終巻!


最終巻。

間延びのない怒涛の展開・・・5巻くらいで読み切れる漫画、だいすき。笑

ヒロインの夕月ちゃんは、家事スキルの高い、しなやかな、正しい大正処女でありながら、けれど熱い想いを表現しようとする勇気や、積極性は、とても先駆的な気がしました。

決して、守ってあげたいヒロインで終わらない、なんなら主人公を守ってあげるくらいの大正処女。

格好良いじゃないですか。


紋佳🐻

読書