『おしゃれになりたい』


服は自分表現。
見よう見まねもおしゃれの近道だけど、自分のセンスは磨けない。

同じジャケットでも脚のきれいな友達がミニスカートなら、脚の太い私はブカブカパンツで恰好よく。

それぞれが「やったあー」「かっこいい」と元気のでるスタイルを手に入れるために、色や流行、着廻しなど絵でお手伝い。


大橋さんのファッションの本は何冊も拝読しているけれど、
「襟こし」、「チルデンセーター」、「シュミーズドレス」、「ステンカラー」、「テーラードカラー」、「スウィングトップ」などなど、専門用語がこんなに出てくる本いままでなかった。


「ポロシャツはポロ競技で着る服」、「Tシャツは元は下着だった」、「ダッフルコートはベルギーの漁師が着ていて、第二次世界大戦で英国海軍が着て一般化した」、「ブレザーはブレイズ(炎)からきていて元は赤色、ボート選手の服だった」、「スウェットはスポーツ用だった」などの豆知識も学べて勉強になりました。


私は妊娠中に着ていたオーバーサイズのシャツワンピースにはまってから、いまでもぶかぶかのズボンにワンピース(主にシャツワンピ)、色はくすんだ秋色(ベージュ、茶、深緑)ばかり着ています。

周りから見てそれがオシャレかどうかは別として、
「服を選ぶ手間が省けた」(週に2~3着を着回し)、
「きちんと好きな服だから、ムラなく毎日心が落ち着く」といういい事ばかり。


更に歳を重ねたら、また趣味が変わるのかもしれないけど、
衣装をたくさん持っている人の話は、『自分と真逆だから』、読んでいて面白い。


紋佳🐻

読書