『星の王子さま』


「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない」―

サハラ砂漠に不時着した孤独な飛行士と、「ほんとうのこと」しか知りたがらない純粋な星の王子さまとのふれあいを描いた永遠の名作を、一九五三年以来、日本じゅうの読者を魅了してきた内藤濯氏による歴史的名訳で。


本棚にずっと鎮座していたこの本。

ひさしぶりに手に取りました。


本は、読むときのタイミングによって、感じ方や読み方が変わってくるのが面白いと思うのですが、母になったいま改めて読むと、星の王子さまの孤独が可哀想で可哀想で。

母性が暴れまくります。


目に見えないものがたいせつなんじゃなくて、
目に見えないものを想像することがたいせつ。

昔読んだ時には分からなかった、
大人になってから、やっとわかることがたくさん散りばめられていました。

大人になることも悪くない。


紋佳🐻

読書