『波』2022年4月号


『波』2022年4月号。


「年寄りにとって『社会参加』いうのは社会に甘えることなんじゃのう。かわいい年寄りになって、何かしてもろうたら『ありがとう』言うんが、わしらの社会参加じゃわい」

信友直子さんの『ぼけますから、よろしくお願いします。おかえりお母さん』の中に出てくる、認知症になった妻を介護していた夫、良則さんの言葉。

初めは認知症になったことを周囲に隠していたけれど、公表した途端に近所の人が口々に声をかけてくれるように。

人生100年時代に、認知症は他人事ではなく、自分事。

助け合って、笑いあって暮らしていける社会の一部に、私もなりたいです。


紋佳🐻

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