『もしぼくが本だったら』


「本」をテーマにしたポルトガル生まれの絵本。

詩人である父親の文章に、イラストレーターとして活躍する息子が絵をつけた、親子による作品。

数々のデザイン賞を受賞し、すでに世界13言語で翻訳されています。

「もしぼくが本だったら・・・」ではじまるいくつものエピソードと、自由に羽ばたく想像力によって描かれたイラストレーションから、

本が持つ世界の豊かさや魅力がさまざまな側面から伝わります。


『もしぼくが本だったら
流行や義務で読まれるのはごめんだ』

『もしぼくが本だったら
〈おわり〉という言葉は
絶対にいそいで読まない』


『もしぼくが本だったら―』から始まる物語。

そんなことを想像したことがなかったから、面白かった。


ポルトガルイラストレーション賞をはじめ、国内外の賞を多数受賞しているイラストレーター、アンドレ・レトリアさんの落ち着いた、けれど温かい色彩のイラストがとっても好みでした!

家に飾りたいくらい。


紋佳🐻