『りんごかもしれない』
テーブルの上にりんごがおいてあった。
でも、もしかしたら、これはりんごじゃないかもしれない。
もしかしたら、大きなサクランボのいちぶかもしれないし、心があるのかもしれない。
実は、宇宙から落ちてきた小さな星なのかもしれない・・・
「かんがえる」ことを果てしなく楽しめる、発想絵本。
いろいろ借りるヨシタケさんの本の中でも、息子が1番気に入って購入したのは、こちら。
日常生活の中でも、食事中に「すっぱーいかもしれない!」などと言いながら、「○○かもしれない」を楽しんでいます。
『1冊読み終わった時に初めて我に返るような本ではなく、1ページ目から突っ込みどころがたくさんある本。
「そんなわけないじゃん」って、突っ込みながら読んでいくような本が理想です。』
と語るヨシタケシンスケさん。
私にとって絵本は「現実ではない、どこかちがう世界に飛んでいける存在」だったから、ヨシタケさんなような「現実の延長で、突っ込みながら読める本」というのは、実は初め、結構新鮮でした。
現実ではない世界に引き込んでくれる本も、
子どもと笑いながら読める本も、
いまではそれぞれ楽しくて、好きです。
紋佳🐻
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