『ようやくカナダに行きまして』


コロナ禍もようやく落ち着き始めた2021年7月、光浦靖子は日本を出発しカナダへー。

PCR検査を受けるのにも一苦労。

16日間の隔離に始まり、ままならない英語に悪戦苦闘しつつ、語学学校で出会った女王様のようなコロンビア人女性のヘレナや、バンクーバーに住む作家の西加奈子さんをはじめとする日本人ママ友会、名付けて「オバンジャーズ」に頼った引越し騒動、そしてカレッジへの道が開けたことなど、新しい世界を知る不安や期待や興奮をありのままの心情で綴る。

カナダでの暮らしがわかる写真もカラーで多数収録。

50歳での初の海外暮らし。

アラフィフ世代はもちろんのこと、全世代に共感を呼ぶ、待望の留学エッセイ!


待ってました!

光浦さんの留学エッセイ。


『(略)この国指定の隔離ホテルってのが、3日間で18万円もするのです。ちょっと、奥さん、聞いた?18万円ですってよ!!高い。高すぎる。足元見てる。でも相場はこんなもんらしい。がんばって探せば15万円前後のところもあるらしいけど、ごはんがとんでもなくまずいらしい。エージェントに言われました。
「ベランダがついてる方がいいですよ。外の空気吸わないと気が滅入りますよ。あ、食事メニューも多いほうがいいですよね?」。
当時の私は一応ゴリゴリの芸能人ですから、見栄もありますから「当然ですってよ」と答えていたら、18万円になりました。』

コロナ禍の中の渡加。

入国のための検査や隔離の様子が、とても大変そうでした。

英語を学びに行こうという入口で、怒涛の書類(検査のための書類やら手続きやら)に翻弄される姿・・・読んでいるこちらも泣きたくなりました。


『は?私がババアだから無視していいの?は?儒教学べバカヤロウ。』

10代の女の子vs「50代のおばさん」の構図も、イケイケで最高。


パソコンでの授業は老眼にこたえるだの、

若い子たちと同じだけ食べたら体重がとんでもないことになるだの、

アラフィフあるあるに共感できちゃう私も・・・おや。


紋佳🐻

読書