『たたかう天気予報』
ついに出た!
火浦功の腹を抱えてトコトン笑える小説集「たたかう天気予報」がコレだ。
一度読み出した者は、最後の最後まで涙を流して笑い続けるという、恐怖笑説でもりだくさん。

某サッカーチームのサポーターの方から頂いた一冊(ありがとうございます!!!)。
お気に入りの作家さんだそうで。
読んでみればその面白さに、存じ上げなかったことを悔やみ、教えていただいたことに感謝するのでした。
読みやすい長さの短編集。
基本的にはSFで・・・時折感じさせるディストピア感は私の大好物。
ブラックユーモアたっぷりで、イヤミスのような読了感を伴うものも。
『恐怖笑説』と表した人、天才ですか。
平成元年に出版されているのですが、全く古臭さを感じさせない会話劇。
テンポがとても良く、いまの時代の人にも好まれそうだなというのが第一印象でした。
自称「落語狂いのSF作家」と仰っているだけあって、どの話にも(噺と書くべきか)ストンと落ちたり、笑えたり、ギョッとするような顛末が待っている。
その心地良さにハマり、もっともっとと欲しがって読み進めれば、あっという間に読了です。
さっそく他のご著書(古本)をポチリとしたのでした。
紋佳🐻









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