『スイート・マイホーム』


長野の冬は長く厳しい。

スポーツインストラクターの賢二は、寒がりの妻のため、たった1台のエアコンで家中を暖められる「まほうの家」を購入する。

ところが、その家に引っ越した直後から奇妙な現象が起こり始める。

我が家を凝視したまま動かない友人の子ども。

赤ん坊の瞳に映るおそろしい影。

地下室で何かに捕まり泣き叫ぶ娘―。

想像を絶する恐怖の連鎖は、賢二の不倫相手など屋外へと波及していき、ついに関係者の一人が怪死を遂げる。

ひたひたと迫り来る悪夢が、賢二たち家族の心を蝕んでいく…。

第13回小説現代長編新人賞受賞作。


平屋で・・・注文住宅で・・・

我が家もそうなので、恐ろしさも倍増でした、、!


幸せな家庭がどんどん崩壊していく様子や、衝撃のラストには、ぞっとします。

信じていた登場人物に裏切られたり、信じられなかった登場人物が本当は真実を語っていたり・・・

読み手をも騙し続ける展開に、息苦しさMAX!

私は・・・もとい、私も大好きです。この作品( *´꒳`* )


#スイートマイホーム

#神津凛子



紋佳🐻

読書