『おいしい おいしい』


「おいしいってどういうこと?」

90年代はじめの東京で、食べることが大好きな著者が毎日のごはんのことについて真剣に考えました。

家の料理と外の食事、ひとりのごはんとみんなでごはん。

うわさのレストランや老舗の和食、大好きな買物や旅先でのおみやげの話。

残念ながら閉店してしまったお店もありますが、これが大橋さんちのおいしいごはん。
おいしいイラストレシピも大充実。


世田谷にお住まいの大橋さんが利用するスーパーは紀ノ国屋、成城石井。
3日ぶんの食品のお会計が1万3千円・・・それでも贅沢していないというのだから、放し飼いの鶏のたまごや、有機野菜のお高いこと。

食べものは身体をつくるものだから、と考えたら、食費をケチってはいけないと思うけど。ついつい「半額」だの、「30%オフ」のおつとめ品を買ってしまう私(そのまま破棄される可能性を考えたら、フードロスに貢献しているとも言えるはずだと自分を肯定)


巻末のイラストレシピがかわいかったです。


大橋さんのイラスト、すきです。
細すぎないところが特に。


朝起きたらまず、「夜に食べるおかずを一品」仕込むという大橋さん。


朝から夕方まで、放っておくと時間が料理をおいしくしてくれるものを作るんだそうで。


夜、すでに一品あるととても助かるし、煮物などは、たしかに夕ごはんの支度から作りはじめるより、朝に作っておいた方が絶対においしい。

それに習って、昨日は肉じゃが、今朝はラタトゥイユを朝仕込みました。


習慣にしていきたいです。


紋佳🐻

読書