『ゴミ清掃員の日常』


売れない芸人・マシンガンズの滝沢は家族を養うためにゴミ清掃員に。
面白くてためになるゴミ知識と消費税分くらいの小さな幸せをお届けします。

ゴミ清掃芸人・滝沢秀一が自身の経験をもとに、
おもしろくて、ためになるゴミの話をつくり、
まったくの素人の滝沢の妻がまんがにしました。


清掃員さんって、芸人さんから始まり、役者や声優、歌手などの、芸能の世界にいながら、別の世界で生活費を稼がなくてはならない人たちが多いんだそうで。知りませんでした。(それだけで清掃員さんを見る目が変わりそう。応援したくなります!)

行儀・人柄は末端(ごみの分別、処理の仕方など)に現れるから、引っ越し先を考える時はまず「集積所」をみる、というお話、なるほどなあと思いました。

ごみステーションがきれいな地域は、コミュニティがしっかりしていて、治安がいいそう。


家族のお話には涙が出ました。
夢を諦めず追いかける姿、それを支える奥さんの姿、「大きくなったらゴミ清掃員になる!」と、お父さんを慕う子供たちの姿。

滝沢さんがとても素敵なパパなんでしょうね。


ごみについて改めて考えるきっかけになる、とてもいい本だと思いました。

奥さまの初挑戦という漫画も、すばらしかったです!


紋佳🐻

読書