『欲しい』


ひさしぶりの、帯買い。

被害者がいて、犯人がいて。

そんな単純なミステリーでは、ありません。


被害者も、加害者であり、

加害者も、被害者である。


本当の意味での『犯人』が、

読み手によって、ちがう。

こんなに面白い本、なかなかないです。


結局のところ、


『欲しい』というきもちが

自分を生かしもし、

殺しもする。


というお話。



人間は、よくばりだ。




紋佳🐻

読書