『ソードアート・オンライン11 アリシゼーション・ターニング』


キリトが謎のファンタジー世界に入り込み、二年が過ぎた。
“北セントリア帝立修剣学院”の“上級修剣士”となったキリトと親友ユージオの二人は、人界最強の秩序執行者“整合騎士”目指し、修行の日々を過ごしていた。

“上級修剣士”の二人には、身の周りの世話役があてがわれる。
キリトにはロニエ、ユージオにはティーゼ。
四人は互いに絆を結び、充実した修士生活を過ごしていた―その時。
突然、“悪意”はやってきた。
ロニエとティーゼが、下劣な貴族達の罠に嵌められる。

それを知ったユージオは彼らに対して剣を抜こうとするも、教会への信仰心で身体が動かない。
その時、ユージオの右目を凄まじい激痛が貫き、奇妙なしるしが浮かび上がる。

それは、ユージオには読めない神聖文字の羅列だった。
―「SYSTEM ALERT」。


ソードアート・オンライン11冊目。
いままで読んできた中で一番考えさせられ、胸が締め付けられる物語。

虐げられる対象が女性で描かれていながら、
その世界を手中に収めているのもまた・・・。


川原さんの描く「新しさ」と「古さ」が、頭の中で混ざりあって、ぐるぐる・・・ああ頭痛が。

それくらい面白い。


そしてユーキリ(ユジキリとも)は、かわいい。


紋佳🐻

読書