『わたしのマントはぼうしつき』
「ふちのところが ふさふさのわたしのマントは ぼうしつき」
雨がふっても雪がふっても、いつでもいっしょ。
くまと馬と猫2匹。
小さな舞台を見るような可憐な動物たちのお話。
あたたかそうな ...
『ギリギリ』
夫の一郎太が過労死し、寂しさを紛らわすかのように同級生の健児と再婚した瞳。
脚本家の卵である健児は、前夫の母・静江と妙に仲が良く、それが瞳は気に入らない。
ある日、瞳は家で健児が書いた脚本の草稿を見つける。
『余命3000文字』
「大変申し上げにくいのですが、あなたの余命はあと3000文字きっかりです」ある日、医者から文字数で余命を宣告された男に待ち受ける数奇な運命とは―「余命3000文字」
「妊娠六年目にもなると色々と生活が大変でしょう」母のお腹 ...
『おにぎりをつくる』
おにぎりだいすき!
おいいしいね!
ごはんをぎゅぎゅっとにぎったら、生きる力がわいてくる!
ごはんを炊いて、塩おにぎりがひとつできたよ。
ひとりで留守番をしているこどもたちにも、忙しいお ...
『燕は戻ってこない』
北海道での介護職を辞し、憧れの東京で病院事務の仕事に就くも、非正規雇用ゆえに困窮を極める29歳女性・リキ。
「いい副収入になる」と同僚のテルに卵子提供を勧められ、ためらいながらもアメリカの生殖医療専門クリニック「プランテ」 ...
『あのね あのね』
「あのね、きょうね」。
男の子がおむかえの自転車に乗って、今日あったことをたくさんおしゃべり。
のりでペタペタした工作、みんなで電車ごっこ、間に合わなくておもらし・・・。
園の帰りの自転車でかわされ ...
『私のカレーを食べてください』
第2回「日本おいしい小説大賞」受賞作!
古びた喫茶店を装いながら、本格的なスパイスカレーを出す「麝香猫」。
そこで働く山崎成美は調理師学校に通う19歳。
成美は幼い頃に両親が離婚、育ててくれた祖母も失踪して ...
『大河への道』
2022年公開の映画「大河への道」の原作本。
立川志の輔の新作落語「大河への道」からの文庫書き下ろし。
伊能忠敬亡きあとの測量隊が地図を幕府に上呈するまでを描く悲喜劇の感動作!
とても、とても面白か ...
『ママ、怒らないで。』
知らぬ間に受け継いだ「生きづらさの種」を取り除き、本当の自分を取り戻せる「読む子育てセラピー」。
ロングセラーをアップデート!
「アダルトチルドレン」
「機能不全家族」
「毒親」
「嗜癖 ...
『体の贈り物』
食べること、歩くこと、泣けること.・・・
重い病に侵され、日常生活のささやかながら、大切なことさえ困難になってゆくリック、エド、コニー、カーロスら。
私はホームケア・ワーカーとして、彼らの身のまわりを世話してい ...