『あのね あのね』


「あのね、きょうね」。

男の子がおむかえの自転車に乗って、今日あったことをたくさんおしゃべり。

のりでペタペタした工作、みんなで電車ごっこ、間に合わなくておもらし・・・。

園の帰りの自転車でかわされる、親子の語らいを描く絵本。

はじめは、その日に体験したこと、起こったできごとを、話したいけれど、まだうまく話せず、会話もクイズのよう。

それでも、だんだん話しが上手になっていきます。

主人公の成長が楽しい一冊です。


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そんな一冊です。


「あのね、あのね」と、その日にあったことをパパやママに報告する男の子がかわいい。

同音異義語をうまく使っていて、「ああ、そっちね!」と、まるでクイズを解いていくかのように、男の子の話を受け止めていく物語。


ママとパパが、同じ頻度で幼稚園まで送り迎えをしているのが今の時代にあっていて素敵。


自分をやさしく受け止めてくれる場所、

あたたかい帰る場所であるパパとママがいるから、子どもは伸び伸びと成長できる。

自身を省みるのでした。


紋佳🐻