『空をつくる』


もっと、もっと…これ以上はのぞめないのに、さらなる成長をめざす。

空間を奪い合うように、せいたかのっぽの家が建てられていく。

頭上の空が小さくなってしまった時、住民たちがある奇策を思いついた。

飽和社会へ問いかける、渾身の一作。

全国学校図書館協議会選定図書。
大人向けとしても好評です。


もっと、もっと。

人間の欲はどこまでも膨らんでいく。


誰もがしあわせになりたいと願い努力する。

でもそのしあわせが、世界を壊すことに繋がっているとしたら・・・。


「失ってしまったのなら、作ればいい」

そんな考え方が、不健全であることを教えてくれる一冊。


紋佳🐻