『ソードアート・オンライン15 アリシゼーション・インベーディング』


「キリト、教えて……。私は……どうすればいいの?」 

最高司祭アドミニストレータを倒した代償、それはユージオの死、そしてキリトの精神喪失だった。
激闘から半年後。

アリスは、意志の無い虚ろな表情で車椅子に乗るキリトと≪ルーリッドの村≫に身を寄せていた。

整合騎士としての役目≪人界の守護≫をベルクーリに託したアリスは、心を失ってしまったキリトと静かに暮らすことを選んだのだ。

そして、≪アンダーワールド≫には、賢者カーディナルの預言した≪最終負荷実験≫が刻一刻と近づきつつあった……。

≪ダークテリトリー≫からの邪悪な息吹が≪人界≫に流れ込み始める。
ついに、恐るべき闇の軍勢が動き出そうとしていた。


仮想空間の中に人間の手によって生み出されたものの、愛と信念を胸に生きている生命と、
現実世界で生きながらも、魂が抜け落ち、こころに血の通わない人間・・・

その対比がなんとも皮肉でいいですね。


そしてありがちながら、敵も敵の中でいろいろあって・・・という展開が、物語を膨らませてくれて好きです。


あ、あと、敵にも味方にも綺麗なお姉さんがいて、素敵だなあと思いました!←


紋佳🐻

読書